おいしいお米の炊き方
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おいしさの理由
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1)おいしいお米の炊き方
炊き方の前にまず、保存の方法を説明します。
保存の方法で、一番適しているのが、「冷蔵庫」への保存です。
ですが、これは皆様のご家庭で、普段いっぱい入っていると思いますので、なかなか難しいかもしれません。

その場合、なるべく、冷暗所へ保存することをお薦めします。

ハイザーを使われるより買ってこられた袋をそのまま、口を輪ゴムで縛って、炊かれる量だけを測られて、それから炊く。ハイザーに入れて保存し、長い期間ハイザーを使用していると、ハイザーの中を触ると白くなっている、という経験はありませんか?

それが、虫の卵の原因になります。どうしてもハイザーを使われる場合はしっかり洗ってあげてください。それと、買ってこられて20日程度で食べていただくと、おいしく食べていただけます。

今は5k、10k、とありますが、20日程度で食べられる量を買っていただくと、おいしくいただけます。どうしても残ってしまう場合は、お店の人に「2kにしてください」と言われたらいいですよ。


2)お米の洗い方
お米を最初に洗う際に、水が白っぽくなりますよね。あれは、「ぬか」なんです。

一番最初はぬかがたくさんでます。ぬかが、染み込んでしまう前にすばやく捨てることが、ポイントです。2〜3秒でいいですよ。それを2回程繰り返す。

次に親指のつけねあたりで、しっかり押すようにとぐ。それを50回ほど、すばやくとぐ。そして、それを2回行う。

何回やっても白くならない、という経験もありませんか?

ゆっくりまわしながら研ぐと、ぬかはとれているのに、米粒の中の旨みである、「デンプン」が出てしまっているのです。研ぐときは、「ザッ、ザッ」とリズミカルに、手早く押す。それがポイントです。

もうひとつここで、エコポイント。研いだときに出た水でお花に水をあげてください。きっと、きれいに咲いてくれますよ。ぬかには栄養素が満点。最近ではぬかの中に抗酸化物質がいっぱいはいっているので、健康食品にもよく使われていますね。


3)お米の浸し方
次にお米の浸し方ですが、夏場から9月ごろは、30分〜40分。冬場は1時間

お米に十分水分がいきわたるにはやはり時間は必要です。十分いきわたっていると「炊き上がりのつや、硬さ」が違います。なにより、「旨み」が違います。

そこで、ひとつさらにおいしくご飯を炊くポイントとして、浸す場合に、お米を冷凍庫に入れ、表面に少し氷が張った状態でそのまま、炊く。そうすると、さらに、炊き上がりの「ごはんのつや」、「旨み」が違います。氷をいれてもいいですよ。


4)お米が炊けたら
お米が炊けたら「おねば」というご飯のおいしさのもとがでてきます。これが、ご飯の甘み、粘りを作っているんです。

炊き上がりすぐのご飯はおいしいですよね。少し時間をおくと、ご飯同士がひっついてくる。ご飯がひっつくのは、おねばが、糊の成分に変わってきているのです。

炊き上がり10分ほど時間を置いて、それから、ゆっくり、「ふわ〜っと」そこのご飯をひっくり返し、ご飯全体を十分に空気に触れさせる。そうするとお米の「おねば」が甘みにかわり、おいしくご飯を食べることができます。


5)最後に
お米を食べるのは、皆様です。人間ですから、その日の健康状態によっても舌は変化します。また、心の状態によっても味は変化するのです。大勢でわいわい楽しくご飯を食べるのと、寂しく食べるとでは味も違ってきます。

ひとつひとつの工程によって、お米の味はガラっと変わります。おいしいお米をぜひ皆様の手で作ってみてください。おいしいお米を農家の皆様から、私どもお米屋、そして、皆様の手に渡って、おいしく食べていただく。それが、私どもお米屋の使命です。


ブログではより深くお客様のお米のお問い合わせにもお答えしていきます。
ぜひご覧ください。

「おいしくご飯を食べる」皆様の姿を心より念じております。